北京オリンピック開催中、大人気だったマスコット「ビンドゥンドゥン」ですが、中国では今も人気で品薄の状態が続いているようです。氷でできた透明の宇宙服を着たパンダのフォルムは丸くて、手にはハート形の肉球があり、かわいらしいですよね。
北京語(中国の公式方言)で、「ビン」は氷を意味し、「ドゥンドゥン」はたくましさや活発さ、子供という意味があり、「氷のぽっちゃりちゃん」ともいわれているようです。
予想を上回る人気に、製造期間の延期も決まり、工場はフル稼働なんだとか。その上、人気が突然沸騰したために、長期休暇していた工場は急きょ従業員を呼び出すのに、航空券とボーナスを支給し、生産再開をしていたようです。ビンドゥンドゥン人気の裏で、さまざまな苦労があるようです。
そこで、ビンドゥンドゥンの製造工程が気になり調べてみました。
すると、ぬいぐるみのビンドゥンドゥンが着ている氷の宇宙服の着せ方が、斬新だったのが分かったのです。
手に取って見たことのないビンドゥンドゥンですが、通常透明の宇宙服が前面と背面に分かれる仕様になっていて、ビンドゥンドゥンをはさみこむと思っていました。
そうではなかったのです。
映像があったら衝撃映像です!
イメージは、ビンドゥンドゥンの脱皮…の逆再生。
ビンドゥンドゥンは、氷の宇宙服の顔がでる丸い部分に、足から滑り込むように、人の手によりぎゅうっと詰め込まれていたのです。ぽっちゃりちゃんなのに驚きです。
これは意外だ、とツイートでも話題になっていました。
ひとつひとつ、人の手によって作られ大変な作業ですね。
ホリックスのお仕事も、手作業でしかできない工程の含まれた生産依頼が多く、省人化、ロボット化が進む中、弊社では人間と機械設備の共存という形で販路を広げさせていただいております。
人間の関節の動きに限りなく近づいている工業ロボットの進歩に、日々驚かされますが、人間の指先の機敏な動きやスピード、臨機応変な対応力にはまだおいついていません。人間の持っている能力はすごいです。
大人気のビンドゥンドゥンに興味を持ったところ、生産者の苦労や、意外な生産工程を知ることができました。
そして、想像を覆す手作業の工程に驚き、ビンドゥンドゥンを愛おしく感じるとともに、手作業の工程の必要性を感じたのでした。
ホリックスは、機械やロボットでは対応できない繊細な部分を、クライアント様のニーズにお応えします。
細かな作業は、ホリックスにお任せ下さい。